ナッティーのブログ@米国公共政策大学院

米国公共政策大学院の留学の様子などを記録しています。

UCSD公共政策大学院の最初の学期を終えて

2022年7月下旬からUniversity of California San Diego(カリフォルニア大学サンディエゴ校、以下「UCSD」)のSchool of Global Policy and Strategy(以下「GPS」)に留学しています。

UCSDは1960年にカリフォルニア州立の研究型大学として設立されました。カリフォルニア大学バークレー校やロサンゼルス校と同じ、10校あるカリフォルニア大学システム(UC)の一つであるUCSDは、アメリ東海岸の名門私立大学連盟アイビーリーグと同じ水準の教育を受けることができる公立大学群パブリック・アイビーの一校として名を連ねています。

GPSは太平洋地域に焦点を当てた国際問題に関する専門職大学院Graduate School of International Relations and Pacific Studiesとして、1986年に設立されました。2015年に現在の名称に改称され、次世代のグローバルリーダーを育成しています。

プログラムは主に国際関係を専攻する各学年200名程度のMaster of International Affairs(MIA)と、公共政策を専攻する各学年70〜80名程度のMaster of Public Policy(MPP)から構成されており、いずれも2年間の修士課程です。私は公共政策の設計と評価の方法に習熟するため、MPP課程を履修しています。

ここまで、8月上旬から9月までの必修のサマースクールであるPrep Program、9月下旬から12月上旬までのFall Quarter(秋学期)を終えました。

海外旅行経験は2回、海外生活はこの留学が初めてということもあり、環境に慣れるまでに一苦労しました。また、英語での講義と学習に加え、毎週のように課されるProblem SetやPolicy Memoをこなしていくのは大変でした。さらに、秋学期冒頭にCovid-19に感染してしまい、学期のスタートダッシュに失敗したこともあり、上手く学習のペースを掴むことができませんでした。しかし、時には日本人の同級生で助け合い、何とか無事に履修した4科目の単位を取得することができました。

学業と生活の両方が落ち着いてきたので、備忘と今後の留学生の参照用のため、これから留学の記録を残していこうと思います。