ナッティーのブログ@米国公共政策大学院

米国公共政策大学院の留学の様子などを記録しています。

1年春学期のスケジュール

サンディエゴは季節の寒暖差が小さいのと、5月頃までは雨季で曇りや雨の日が多いため、あまり春らしさを感じてはいませんが、それでも日中の気温が20度に近づいたり、19時を過ぎてもまだ明るい空を眺めたりしていると、徐々に季節の移ろいを感じます。今日は快晴で、日中の気温も20度を超える予報なため、気持ちの良い1日になりそうです。

さて、本日はUCSD公共政策大学院の1年春学期のスケジュールを紹介します。

  • 2023年3月29日 春学期開始
  • 2023年4月3日 講義開始
  • 2023年5月27日〜29日 Memorial Day3連休
  • 2023年6月9日 講義終了
  • 2023年6月10日〜16日 期末試験期間
  • 2023年6月17日〜18日 卒業式
  • 2023年6月17日〜9月27日 夏休み(期末試験終了〜秋学期講義開始日)

学事歴はこちらから確認できます。

春学期の1週間のスケジュールはこんな感じです。

2023年春学期週間スケジュール

赤が講義、オレンジが無料講座、黄色が自習、緑が家庭の時間です。今学期はMPPの必修科目として、Policy Analysis and Decision Theory(政策分析と意思決定理論)とPublic Finance and Taxation(財政・租税論)を履修しています。また、専門領域として選択したProgram Design and Evaluationの必修科目であるQM III Applied Data Analysis(非線形回帰、パネルデータ分析)も、専門領域に関わらず受講が推奨されているため、学年の半数程度が受講しています。

選択科目は、Internationl Economics(国際経済)と、Policy-making in American States(アメリカの州の政策形成過程)の2科目を履修しています。国際経済は国際貿易の基本的な理論を座学で学ぶ標準的な講義です。学年の過半数を占めるMIAの必修科目なので受講者も多いはずですが、出席点がないので講義に出席しない学生も一定数います。

一方で、アメリカの州の政策形成過程は、先学期の必修科目Policy Making Processesの発展科目であり、課題もレポート4本、プレゼン2回、最終課題は10〜15ページの論文とボリュームがあるため、受講者は10名強と、これまで受講した中で最も少規模です。また、教授との距離も近くなり、名指しで日本の事例との比較を求められたりします。とはいうものの、多少アカデミックな内容に触れることもあり、クラスメイトとの交流は特になく、教授対学生の対話が多い普通の講義、という感じです。

今学期は、生涯学習講座として外部向けにも開講されているUCSD ExtensionのESL(English as a Second Language、非ネイティブ向けの英語講座)を無料で受講させてもらえることになったため、水曜の夜にオンラインで開講されている発音中心のスピーキング口座を受講しています。こちらも10名程度のクラスサイズで、会話を交えながらスピーキングの練習をしています。また、毎週木曜の夜にボランティアが大学寮で英語のコーチを簡単な食事付きで実施してくれるプログラムがあったので、こちらにも参加しています。

今学期は授業開始時間が遅く、昼休みがないため、昼食を取るタイミングが難しいです。また、標準的には4科目を受講するところ、今学期もESLを含めると6科目受講しているため、相変わらず余裕のない生活を送っています。

個別の授業の記事も徐々に増やそうと思います。